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【2003年地方名醸聴き酒会】
<お薦めのお酒>
特にこれから暑くなってくると、ビールばかり飲んでしまい、胃が弱り食欲がなくなりますます。
そんな時、こんなお酒がもってこいです。 日本酒って栄養もあるんです。
データは、順に 【産地】主な銘柄、蔵元 お薦め銘柄、1,800mlの価格、麹米、 アルコール度(%)、日本酒度、酸度、アミノ酸度、酵母)
今回は、どちらかというと 全体的にアルコール度数はやや高く、フルーティな香り、口中は甘みを感じ、 酸味、旨味のバランスもよく、後味の切れもよいものが中心です。
ただし、それぞれの蔵元の造りや産地の特徴がよく表れていて、これぞ地酒のお薦めです。
(多分に自分の好みが反映しています。価格もお手頃です。)
------------------------------------------------- 【無濾過・生酒】が多いので説明します。
『無濾過・生酒ってどんなタイプのお酒かな?』
一言でいいますと、「無濾過生酒」とは搾ったままの状態により近いお酒なので、日本酒本来の旨味 (美味しい)が味わえるというお酒です。
日本酒は原料を仕込み、醪(モロミ)という状態でアルコール発酵を行いこれを搾ることで、生原酒と 酒粕に分けます。 搾ったばかりの日本酒は少しうす濁りの状態で、数日間タンク内で静置して、濁った部分(オリと呼びま す)を沈殿させ、上澄みの透明な部分を取ります。
その後、若干の活性炭素によって処理をすることで香味の調整を行います。 この作業を「濾過」と呼びます。濾過によって、雑味を取り除くことが出来ますが、同時に「いい香り」や 「旨味」等も若干失われることになります。
【無濾過】とはこの作業を行っていない酒のことで、搾ったままの状態に近く、味わいが深い酒です。 ただし、成分も多く品質の変化も早いので、流通段階での品質管理も大切です。 つまり、搾りたてを早く飲まなくてはいけません。
このお酒を扱える酒販店は、管理がきちんとされていると思われます。
できたら出荷後、1ヶ月以内に購入してすぐに飲んでください。
日本酒は、通常、タンク貯蔵前や瓶詰め前に2度ほど『火入れ』(通常60度で短時間殺菌処理をして、発酵 の停止を行います。酒の品質を安定させるには必要な工程ですが、若干、風味が損なわれます。
【生酒】とはこの「火入れ」を行っていない酒の事で、搾ったままのフレッシュな(ちょっとフルーティ な)感じの味わいを楽しめます。
これも酵母が生きているので、品質が不安定で低温での管理が必要となってきます。 管理を怠ると、いわゆる「生老ね(ナマヒネ)」という独特の香りが出てきて、酵素による糖分の生成が続 き、甘くなる傾向があります。
つまり、無濾過・生酒というのは、より本来の日本酒の旨味がぎっしり感じられるお酒なのです。冷やして 飲むのでこれからの季節にはもってこいのお酒です。
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