料理との相性として特筆すべき点
@ 材料、料理内の塩分の多少にかかわらず、口の中で酒の力が変わらない。
A 甘味を加えた料理に対して、酒のバランスが変わらない。
B 海産物から生臭さを引き出すことがほぼなく、魚卵類について異味、異臭を生じさせない。
C 発酵させた食品、塩漬けした漬物など各種の酒の肴と反発しない。醤油、味噌と絶妙に調和する。
D フレッシュなフルーツと反発しない。メロンと吟醸酒、いちごと熟成酒などと調和する。
E 酢類を使用した酢の物、サラダなどに広い許容性を示す。
F スープ、ポタージュ、コンソメなどの汁物と相交わる特性がある。
G 魚介類、肉類の旨味を日本酒の各種アミノ酸が増幅する。
H 動物性、植物性を問わず油脂類を溶かし、のばし、乳化させる働きを持っている。
I 乳製品(クリーム、バター、チーズ)と好相性をなし、まろやかに感じさせ、原乳の持っていた美味しさを引き出す。

その他、フランス料理、イタリア料理のオードブル類、ナッツ類、柑橘類、パン・粉製品類(そば)やソース類(ケチャップ、マヨネーズ、とんかつソース、ウスターソース、ドレッシング)、生野菜にも合う。ただし、お酒のタイプ(すっきりした酒、コクのある酒等)を選ぶことにより、一層効果が出る。

 

(出典:日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会、きき酒師必携)